何かと場所をとる技術書の自炊始めました
技術書って何かと分厚くて場所をとる訳でして、それをどうにかできれば本棚が空いて漫画がもう少し置けたりするのになー、とか思ってたら知人から「自炊せぇよ」とご指摘をいただきました。その知人曰く「自炊したら本棚スッキリしたし、自炊したデータはタブレットで持ち運べて出先でも気軽に読めるからはかどるよ」とのこと。羨ましい……、ので早速自分でもトライする事にしました。
必要なのは、自炊する対象の本をバラバラにする為の裁断機と、両面読み取りができるスキャナの2点です。スキャナでお勧めされたのは『FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500』という機種。
FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500
- 出版社/メーカー: 富士通
- 発売日: 2012/11/30
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裁断機は色々とあるので、個人の好みでと言われましたが、あんまり場所をとらないディスクカッターをチョイス。ただし、40枚程度までしか切れないのが難点。100枚レベルで裁断できるやつは重さが10キロ以上あったので断念した。
カール事務器 ディスクカッターA4サイズ対応 丸刃40枚裁断(2往復) ブラック DC-210N
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さて、とりあえず2、3冊ほどやってみました。手順としては以下の通り。
本のカバーと表紙、裏表紙を剥がす
まずは邪魔になるカバーと両面の表紙を剥がします。最初はそもそも本を傷つけることに抵抗があるかもしれませんが、2冊目以降は慣れます。表紙や背表紙を剥がしても、まだまだ本としての形(糊のようなもので各ページがまとめられている状態)は保っています。このまとめられている部分を裁断するためにディスクカッター等が必要になります。
なお、「表紙もデータとして取り込みたい」という方は、ここで表紙を傷つけたり、捨ててしまわないようにご注意下さい(経験者)
本を約40ページ単位に分割する
ディスクカッターはそれほど多くの枚数をカットできません。そのため、事前にある程度のページ数単位で本を分割しておく必要があります。今回購入したディスクカッターだと40枚程度まで裁断できるので、これを1つの単位として分割します。分割に利用するのは工作用のカッターです。分割したい単位でページを180度開いてしっかり折り目を付け、その線に従ってカッターでザックリ切っていきます。この作業は割りと面倒かつ危険が伴うのでご注意を。
分割した塊をディスクカッターを使ってバラバラにする
ディスクカッターを利用して、先ほど分割した本を1つずつバラバラにしていきます。