仮免プログラマの軌跡

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第2回将棋電王トーナメントの出場者が発表されてたんで見てみた(前編)

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もうこんな時期なんですね。どうやら発表されたのは12日だったようですが、1日遅れで第2回将棋電王トーナメントの出場者を確認しました。ちなみに電王トーナメントは、コンピュータ将棋の大会の1つで、1~5位のソフトは電王戦でプロ棋士と対局する権利がもらえるというのが最大の特徴。後は、世界コンピュータ将棋選手権とは異なり、同一スペックの PC で対局するというのも特徴の一つ。
とりあえず有名どころは他のところで取り上げられるだろうから、少しマイナーなソフトや個人的に気になったソフトをピックアップ。

  • Labyrinthus
    • PR 文を開いたらスマブラ参戦コラ風の画像が。実はメカ女子将棋とネタ被りしている。
    • 『Labyrinthus 辱め詰み』が炸裂するのかは分からないが、去年から改良が施されているということで炸裂するのを期待。
  • ひまわり将棋
    • 基本的なコンピュータ将棋の探索アルゴリズムに加えて、強化学習を利用しているのが特徴っぽい。GA将!!!!!! も強化学習を利用していた記憶が。
    • 「強化学習の報酬設定を上手く行えばプロ棋士棋譜を利用しなくても良い評価関数が作れるはず」という話が書かれてますが、現時点ではプロ棋士の着手と同一かどうかを報酬の判断材料としている模様。ここら辺は将来の課題って感じなんでしょうかね。
    • 強化学習をもっとちゃんと勉強したいなぁ、という個人的な目標をここで書いてみるテスト。
  • メカ女子将棋
    • PR 資料がダントツで良い。技術的な内容を書きつつも各所にユーモアを散りばめている点が好印象。最後に「このスライド全てがパロディでした」と書かれてるけど元ネタは何なのかしら。
    • 利用している『Julia 言語』は 2012 年に公開された言語らしいので、確かに最新の技術を利用している事になる。ちょっと自分も Julia 言語を調べてみたくなる。
  • 芝浦将棋 Jr.
    • こちらも将来的には『強化学習』をやっていこうという計画を立てておられる模様。Bonanza メソッドに代わる学習方法になったら面白いんですが。
    • そう言えば、Magic bitboard の仕組みを学ぼうとしていたのを忘れていた。世界コンピュータ将棋選手権の芝浦将棋Jr. の PR 文に概要が書かれていたので、それを取っ掛かりにしようとしていて忘れていた……。