仮免プログラマの軌跡

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git で『コミットを無視して欲しいファイル』を指定する方法のメモ

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 最近、Android アプリのプロジェクト管理に GitHub を使ってます。AIDE(Android 端末上で Android アプリが開発できる素敵なソフト)でも簡単に利用できるので、ちょっとした合間に複数の端末からちょこちょこっと開発をすることができて便利です。
 で、最近新しく作成したプロジェクトを GitHub に Push してみたんですが、何かやたらと「コミット候補」のファイルが多いのです。見ると、アプリをビルドしたときにできる bin ディレクトリなども含めてコミットの候補として挙げているようでこれらのファイルをコミットしないように毎回チェックボックスのチェックを外すのが超面倒になってきました。
 調べたところ、.gitignore という仕組みを使うことで「こいつはコミットしない」という宣言をすることができるようなので、取りあえずその方法をメモした物を書いておきます。なお、この方法は Windows 版の GitHub クライアントを利用していますが、.gitignore さえ同じ場所に同じ内容でコミットすればちゃんと動く……はず。
 ということで、まずは GitHub のクライアントソフトを起動し、無視したいファイルのあるプロジェクトを選択し、右上にある設定項目(歯車アイコン)を選択し、『Repository settings...』を選択しましょう。
f:id:vertax:20150223035858j:plain


 すると『Ignore Files』というそれらしい項目が表示されます。ここで、その下にある『Add a default .gitignore file.』を選択。
f:id:vertax:20150223035908j:plain

 これでデフォルトのコミット無視リストが生成されたわけですが、Android プロジェクト用のテンプレ .gitignore が存在するのでそちらを採用しておきます。
gitignore/Android.gitignore at master · github/gitignore · GitHub

f:id:vertax:20150223035914j:plain

 最後に『Update』ボタンを押せば作業完了です。プロジェクトのルートディレクトリ直下に .gitignore ファイルが配置されました。なので、GitHub クライアントを利用しない方は、同じファイル名で同じ内容のファイルを作成して配置すれば同じ効能があるはず。
f:id:vertax:20150223035920j:plain

 .gitignore ファイルを追加した後は、ちゃんと bin ディレクトリや gen ディレクトリが無視されていたので当初の目的は達成できました。めでたしめでたし。


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