貴方は分かる?フィボナッチ時計『IKAWA』
Fibonacci Clock - An open source clock for nerds with style by Philippe Chrétien — Kickstarter
個人的には「フィボナッチ数列」という言葉が懐かしい今日この頃ですが、それをモチーフにした時計が『Fibonacci Clock』です。「フィボナッチ数列」とは簡単に言うと「一つ前の数値と今の数値を足した物が次の数値になる」というルールに基づいた数字の列です。1、1、2、3、5、(以下略)、という感じですね。『Fibonacci Clock』は、この最初の5つの数値を使って時刻を表します。ただし、仕様上の問題で、分の表示は5分単位でしかできないようです。ちなみにプログラマブルなので、自分の好きな様にライトを光らせることも可能です。
KickStarter のページで挙げられていた例題が以下の6つです。一番面積の小さいものから一番大きいものの順に、計5つの四角に、1、1、2、3、5の数値が割り当てられていると考えます。赤色が『時』を表し、緑色が『分(実際には5を掛けた数値が分になりますが)』を表しています。赤と緑で同じ数値を利用する場合は青色になります。
左上の例を考えると、『時』は、一番大きい四角(5)、二番目に大きい四角(3)と一番小さい四角(1)が赤(+青)になっているので、5+3+1=9 時ということになります。『分』は、二番目に大きい四角(3)と三番目に大きい四角(2)が緑(+青)になっているので、3+2=5 となり、これに5を掛けた値の 25 分という感じです。とっさには読めない予感しかしないですが、インテリアとしてはお洒落かもしれません。
必要投資額
組み立て済みの本体が欲しい場合は $115(送料除く)ですが、9月配送分は既に売り切れとなっている様です。同じ値段で10月発送のものは制限無しです。