オープンソースのゲーム機誕生!画面解像度は64×32!『2048』
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プログラム学習向けに最適な規模感
オープンソースのゲームコンソールを名乗っているだけあって、自作したプログラムが動作する『2048』。なぜそんな名前なのかというと、ディスプレイが 64個×32個の LED でできているので 64×32=2048 ということらしいです。当然、表現の制限が大きいのですが、その分だけ「何を作るべきか」がだいぶ絞れるはずで、学習には向いているかもしれません。とは言え、最近のスマホ・タブレットに慣れた少年少女にはちと物足りないかも?
ちなみに『2048』は拡張性も備えていて、いくつかのセンサを繋げられるピンがあるので、ゲーム以外にも利用することができそうです。例としては、サウンドビジュアライザやドローンの操縦用コントローラーなどが挙げられています。
プログラムの環境は Windows/Mac で可能となっているので幅広いユーザが利用可能で、チュートリアル用のガイドブックなども付属する模様。また、ユーザが書いたコードをシェアできる機能『Qode Share』を開始予定とのこと。コミュニティの構築も睨んでいます。
とは言え……
オープンなプラットフォームとしては一通りそろっている印象ですが、あとはキッズがどのくらい食いついてくれるかがカギになりそうです。とは言え、前述のとおり、最近の子供はリッチな体験をしているので『2048』の絞った仕様に興味を持つかはちょっと微妙ですかね。ゲーム機上で自分のプログラムが動く、ってのは結構大きな利点なんですが……。